Trans Japan Alps Race
（トランスジャパンアルプスレース）

知っていましたか？
私は最近NHKの番組で知り衝撃を受けました。

日本海側の富山湾から
日本アルプスの北アルプス・中央アルプス・南アルプスを縦断して
太平洋側の駿河湾までの約415キロメートルを
8日間以内に交通機関を一切使わずに自分の足で走破する競技です。

こんな過酷なレースに挑戦する理由は何だろう。
限界に挑むってどんな感じなのだろう。

当然誰でも出場できる訳ではなく、厳しい基準もクリアした人の中から
選考会を通過した30人が選ばれる。

その基準も凄かったけれど、選考会はもっと凄かった。
一歩間違えば「死」ですから、それはそれはハードな内容でした。

テレビではポイントにカメラマンがいて、話を聞いたり並走したりしていた。

人は極限状態になると、
幻覚や幻聴がおこり、短期記憶障害もおこる。
食事や水分も身体が受け付けなくなる。

そんな中でも歩みを止めず、ひたすら前に進み続ける。
凄い精神力です。

トップでゴールした選手の言葉が心に響きました。

長いレースを乗り切る為の考え方。

近い目標をいくつも作っていき、
ひとつずつクリアしてモチベーションを保つ。
仕事も同じで、
ハードルを極力下げて成功体験を積むことが大事。

この選手は4日間17時間33分で大会新記録でゴールしました。

ケアラビット訪問看護ステーション　PT山本